ティーカップを変えてみた

ティーカップですが、ひとまず何も考えずに購入したHARIOのティーカップを使用していました。

しかしながら、色んな紅茶に関するサイトを見ていると「水色」という評価軸があることが分かりました。
「水色は~~」なんて書いてあるウェブも多いことでしょう、というか紅茶系のWebでは殆ど書いてありますね。

最初「水色は赤色」って感じの文章見て「何言ってんだこいつ( ^ω^)・・・水色は水色だろう」などと3分くらい考え込んでいたのは内緒です。

紅茶を楽しむポイント

紅茶を楽しむためのポイントについて、私が学んだことを挙げてみましょう。

  • 茶葉の香り
  • 茶葉の色や大きさ・加工方法
  • ジャンピング(これが一番楽しいかも知れない)
  • 淹れた紅茶の香り
  • 淹れた紅茶の味
  • 淹れた紅茶の水色
  • 紅茶の産地や地方に関する歴史

もちろんこれ以外にも沢山あるでしょうし、まだまだ勉強過程なので有識者の方からすると物足りないでしょうが、ご容赦ください。

で、最近の記事では既に新しいカップを使用しているわけですが、紅茶の水色を楽しむためにはガラス製のカップでは不向きだということが分かりました。

特にこの水色に関して私の中で印象に残っているのがバダンタンムーンライトでした。
元々ダージリンのファーストフラッシュを飲んだことなかったので、それまでは赤褐色の紅茶しか飲んだことがありませんでしたが、緑茶のような色合いの紅茶もあるのだと知ってから水色に興味が湧くようになりました(カップは別の理由で既に買い替えていたんですけどね)。

また、表現はイマイチながらも自身の覚えとして飲んだ紅茶の味をノート代わりにブログの記事として投稿しているため、なるべく感じたことを正確に記しておきたいというのもあって、カップを買い替えた次第です。
ただ、直接的な動機は「Lupiciaさんグラン・マルシェに行きたくて、会員になりたかった(笑) 」なんですけどね。

水色を楽しむにはどんなティーカップがよいのか

ティーカップといっても、例えばAmazonで検索すると色んな種類が出てきます。
まずもって、水色の話をしていますから、より正確な水色を見るためには、なるべく白いカップが最適です
そんな中で白さに定評(というか高評価)がある「ボーンチャイナ」という材料を用いたティーカップがおすすめなのだそうです。
色々調べると、元々は牛の骨を混ぜて作った陶器なのだそうですが、現在はリン酸三カルシウムを使用しているようです。
国によって「ボーンチャイナ」を名乗ってよいリン酸三カルシウムの含有量が異なるようで、英国では35%以上、米国では25%以上、日本では30%以上を含む陶器のことを指すのだそうです。
(ちなみに以下の動画で紹介されている鳴海製陶さんのボーンチャイナは47%なんだそう。)

鳴海製陶株式会社さんの製品製造動画
大変参考になりました!

というわけで私はLupiciaさんのオリジナル・カップ&ソーサーブランを購入しました(ブログ記事を書いている時点では品切れになっています)。
ちなみに、私の手元に届いたカップですが製造元はニッコー株式会社という、これまた老舗のものでした。

実際に購入した感想

正直、ただの白いカップがこれほどインパクトがあるものだとは思いませんでした。
机とか周りの背景が暗い色なので、より映えます
ただの「白」なんですが、こう想像力を掻き立てられる色といいますか、飽きの来ない色だと思います。
白といっても「乳白色」なのだそうですが、これほど奇麗な白だとは思いませんでした。
また、紅茶の水色もとても見やすくなりました

HARIOさんのカップと比較してみるとこんな感じです。
全然違います。

現在は、このボーンチャイナのティーカップを使用しているわけですが、2つカップを持ってみて思ったのは、HARIOのティーカップは非常に軽く、それこそプラスチックでできているのではないかと思うほどです。一方、白いカップはそれなり重量感があります。

こうやって比べるとHARIOのカップも中々にすごいですね!軽さが本当に魅力的です。
個人的には、色や色彩の技巧が凝ったものも好きですが、薄く丈夫なガラス食器を作る技巧も中々大好きです。
(一応、頭は理系なのでフラスコとか試験管とか、その手のものに惹かれます 笑)

Lupiciaさんのカップ(白)で非常にうれしかったのは、カップ内側の底が奇麗な丸底であることです
HARIOさんのカップは実は底に「段」があって、実は購入初期に茶渋が残ってしまって取るのに少し苦労したのです。
些細なことですが洗いやすいというのも毎日飲むことを思えば、嬉しい特長でした^^

ティーカップは奥が深い

今回は水色を見るためのティーカップについて取り上げましたが、ティーカップにはもう一点、そのティーカップに描かれた模様を楽しむという楽しみもあります。右京さんも楽しんでいます(笑)

流石に模様を選び始めると、ずっと悩んでしまいそうでしたし、モノ次第かもしれませんが、模様がついているカップは比較的高価なものが多いですから、今回は予算の都合もあって無地のものをチョイスしました。

また、カップにも様々な形状があり、口が開いているものが一般的に紅茶に適しているそうで(お茶を入れる温度が高いからだそう)、コーヒーを飲むためのカップは底から飲み口までの幅が同じものが多いそうです。
【参考サイト】コーヒーカップのおすすめ人気ブランド15選。お気に入りを見つけよう

私が購入したカップは気にしていませんでしたが分厚さや口の開き方をみるに兼用のように思います。

また、カップ自体の厚さもあり、コーヒー用は温度を保温するために厚め、紅茶は温度が高い状態で注ぐため薄めになるようですね。
どおりでHARIOさんのカップが薄いわけですね(当然重量も軽くなります)。紅茶用だからでしょう。

コレクションし始めると止まらなさそうなので、物欲を抑えるのが暫く大変そうです(笑)
というわけで今回はここまで。

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