紅茶を飲み始めた頃、セイロンティーと聞いてそういう(ダージリン的な)茶葉なんだな~と思っていたら、実は色んな種類があるセイロンティーです。
セイロンはスリランカの旧国名です。
現在は7大産地に分類されており、ウバ、ディンブラ、ヌワラエリヤ、キャンディ、ウダプセワラ、ルフナ、サバラガムワで分類されており、それぞれに特徴があります。
一般的にセイロンティーというと、各産地のブレンドだったり、単一の産地銘柄の時もあります。
(まぁ茶葉を買う(売る)となれば単一産地なら単一産地名を名乗るほうが一般的かもしれませんので「セイロンティー」と書いてあればブレンドなんでしょうね。)
ちなみに、スリランカ紅茶局で認定されているセイロンティーにはライオンロゴが掲載できます。
ただ、店頭に置いてあるセイロンティーを見てライオンロゴが無いからといって偽物だー!というのは見当違いでしょう。実際にお店に卸される茶葉の箱とかにはちゃんとロゴが書いてあるのでしょう。
販売過程でここからブレンドされたり、あるいはそのままの状態で小分けして販売されていきます。
きっとこのロゴは取得が大変なのかもしれませんね。このロゴがついた状態で茶葉が販売されているところをあまり知りません(そんなにお店をたくさん回ったわけでもないですが)。
あるいは、そもそも茶葉の生産者にしか与えられないロゴなのかもしれません。
そんなこんだで、実は「セイロンティー」は飲んだことありますけど、三大紅茶である「ウバ」を飲んだことが無かったので、シッキムを購入したLeafullさんで「Vintage Uva 2017 Highlands」を購入しました。
茶葉はどんな感じか
早速作ってみよう!
- 茶葉の香りは淡い感じの花の香り。ダージリンとかシッキムほど強くない。少し爽やかさを感じる。
- 説明書きを全く無視して、9g、450ml、3分で煮出し。
- ジャンピングは少な目。
- 水色は濃い目の赤褐色。
- 香りはスッと鼻に抜けるような香り。口に含んでからも強くその香りは広がる。
- 味はコク、渋み共にしっかりとする。というか「香りの味」とでもいうか、それくらいしっかりと香りと結びついたような味がする。
- 砂糖をいれてみても、コクや渋みはしっかり残る。
飲んでみた感想
他の三大紅茶であるダージリン・キームンは、華やかな香り、甘い蘭の香りで、色で例えるなら暖色系の感じがするのだが、ウバはスッと通る感じの香りが特徴的で、どちらかというと緑っぽい感じがしますね(意味不明
暫く飲んでいてどこかで嗅いだことがあるような・・・と思って真っ先に思い浮かんだのは「湿布」でした∑(´Д`; )
ただ、「湿布」のことばっかり考えていると「口の中に広がる湿布…」などととても美味しく感られなくなりそうだったので、記事にするまではしばし忘れることに(笑)
一般的にはメントールのような香り、とか言われるようですね。
私だけかもしれませんが、ウバを飲んだら鼻がスースーする、といったことはありません。あくまで風味の話です(と思っています)。もしかして皆スースーするの(`・д´・; )?
メントール嫌いな人は確かに苦手かもしれませんね。
分量は案内にあった分量ではなく、かなり濃いめに作っているのでコクや渋み共に強く出ているように思います。キレがいいという評判でしたがかなり強く残っていました∑(´Д`; ))
CTCに見えるほどのBOPですし(というかBOPはみんなこんなサイズなのかね)、茶葉の量を減らすか煮出し時間を短くしても十分な香りと味が楽しめるように思います(っていうか案内にそう書いてあるだろ!)。
何がともあれ三大紅茶制覇です(*´∀`*)
これ程までに、香り、味のバランスが違うとは・・・三大紅茶と言われる理由もとてもよく分かりました。
今のところ、個人的にランク付けするならば キームン ≧ ダージリン > ウバ といったところでしょうかね。どれも美味しいですけどヾ(*´∀`*)ノ