今回はえいこく屋さんのAssamと、LUPICIAさんのAssam Calcutta Auctionを飲んでみようと思います。
まだアッサムの記事はディクサムしかありませんでしたから、普通のアッサム?のレビューをしよう、しようと思いながら時間が経ってしまいました。
茶葉の違い
Assam Calcutta Auctionは、通常の茶葉のほかにCTC製法の茶葉も混じっています。
HPの商品紹介ページでは、ブロークンの茶葉も含んでいると記載されており、確かに保管用の茶筒にも細かい茶葉が付いているので、なるほど納得です。
えいこく屋さんの茶葉はオーソドックス(かセミオーソドックス)の茶葉ですね。
(オーソドックス製法かセミオーソドックス製法か、私の知識が足りませんが、一定の大きさに揃っているのはセミオーソドックス製法なのでしょうかね?要勉強です。)
茶葉の香りはいずれも華やかな花のような香りがします。
Assam Calcutta Auctionのほうが香りをより強く感じられデフォルメされているとさえ思えるくらいです。えいこく屋さんのAssamは香りはしっかり感じられますが、Calcutta Auctionと比べるとマイルドかなというところです。
えいこく屋さんのAssamが香りが弱いというわけではなく、僅かにマイルドという程度ですから製法の違いで香りの出方が変わるのかもしれませんね。
(嗅ぎ分けないとまったく差に気づかないように思います。)
あと、えいこく屋さんのAssamには、上位グレードと言っていいのでしょうか、「アッサムタイガー」というゴールデンチップが多く含まれている商品がありますから、今のアッサムを全部使い切ったら試してみたいですね。
淹れてみましょう
左から、Assam Calcutta Auction(LUPICIA)、Darjeelingオールシーズンブレンド(えいこく屋)、Assam(えいこく屋)です。
Darjeelingをベースにして飲み比べてみます。
- 各3分、3g、150mlで煮出ししました。
- 水色は、Assam Calcutta Auctionは濃い赤褐色、Assamは普通くらいの赤褐色とでもいいましょうか。Calucutta AuctionはCTC製法の茶葉やブロークンの茶葉が入っているためか、しっかり煮出しされているのが色の違いに出ているのでしょうか。
- 香りは甘い香りが感じられますが、むしろダージリンの香りってこんなにしっかりしているんだ!と再認識しました(笑)アッサムは香りよりも味やコクが強い紅茶だとも再認識しました。
- 味ですが、香りのままと言ってもいいかもしれません。コクや渋みはもCalcutta Auctionのほうが強く感じられます。やはり製法が異なる茶葉がある分、煮出しも早くしっかりとした味わいになったように思います。
- ミルティーに向くことを思えば、ミルクティーにしたときCalcutta Auctionのほうが、より紅茶の味が残るように思います。
- これは再検証したいですが、Calucutta Aucitonを飲んでいるとどこか、スッと抜ける味がしたように思います。ただ、私メンソールのタバコを吸うのでもしかしたらそれかもしれません(笑)
飲んでみた感想
濃い味好きな方はほんとアッサムが好きになるかもしれません。
私も濃い味好きなので、アッサムのパンチが利いた味は好きです(ちょっと渋みは抑えたいんですけどね)。
今回、アッサムの飲み比べでしたがダージリンの香りに気づくことができたのが実は一番の収穫だったかもしれません(*´∀`*)
紅茶のシャンパンと言われる由縁を垣間見た気がします。
また、市販の紅茶葉について、ダージリンとアッサムのブレンドがとても多いように思いますが、ダージリンは比較的、香りを楽しむ紅茶でアッサムは味が強い紅茶なので、このブレンドが多い理由が良く分かりました。
次はディクサムも一緒に飲んでみたいところです。