Cities:Skylinesの動画投稿を始めて早2か月です。
ここ2か月の動画再生周りの近況をいうと、ニコニコ動画は伸びていますがYoutubeではイマイチといったところでしょうか。
今日は2か月を振り返って記事にしてみます。
まず、投稿するからにはそれなりの再生数を得たいものの、自分が持つ弱みの部分について分析しながら、適度にお付き合いしていかないといけません。
動画投稿を始めた頃の課題というか私自身の弱みをとしては、①声出しできない(あまりやりたくない)、②茶番苦手、③飽き性、の大きく3つの弱みがあるかなと思って投稿を始めました。
まず①ですが、様々な情報サイトを見るとYoutubeで無名から再生数を稼ぐとした場合、声出しは圧倒的に有利と考えています。
利点として、投稿にかかる作業の観点で、動画の編集が極めて楽です。ゆっくり実況はその特性上、撮影してからセリフを後付けするわけですが、この作業が極めて大変です。
ヒカキンさんの密着動画等を見ると、スキルの問題や撮影内容にもよりますが、撮影~投稿まで2~3時間程度で完了することができますが、ゆっくり実況の場合、セリフを当てるだけで(セリフの数にもよりますが)私の場合2~3時間程度はかかってしまいます。
これは、作業面でのモチベーションダウンの懸念があります。
もう一つの問題として、動画の数=検索のヒット率が上がるということを考えれば10本しか動画を投稿していないユーザーと100本あるユーザーではヒットする率が単純に(宝くじてきな考えでいえば)10倍違うことになるので、「毎日投稿」した場合と「数日おきに投稿」とした場合では、自分の動画が偶然視聴者にヒットする確率が大きく違います。1か月や1年の単位で見れば雲泥の差です。
つまり、「投稿間隔が空く」ことは視聴者の獲得に圧倒的に不利な状態になります。
ただ、「毎日投稿」ともなると本格的にYoutuberを目指すと言ってもいいレベルだとも思えますので、社畜の私には価値観的にそこまで求めなくていいと自分の中で結論を出しました。
また、声出しに関しても、何が何でも声出しでやらないといけないという理由も見当たらないので、とりあえず私の感情のままに従うことにしました(ゆっくり実況にした)。
次に②の茶番苦手ですが、これもまたどうしようもない障壁です。
とはいえ、茶番が全てではないのも事実で、茶番なんてなくてもYoutubeやニコニコ動画でそれなりの再生数を得ることはできているユーザーはそこそこ見かけます。
この場合、何で再生数を得ているかというと、コンテンツという仮説が最も有力です。
分かりやすい例だと、ボカロ系の動画は茶番なんて、まずありませんからね。
幸い、2か月経って思いますが、六角形の街は挫折してしまった方も居たり、普通の街づくりに飽きてしまった方、これから真似プレイをしようと思った方、新しい発想を取り入れたい方も見え、また、サムネ一つとってもそれなりインパクトのある街なので、結果、功を奏したとも思います。
ただ、これは結果論で、投稿を始めた頃はこの街に「コンテンツとしての魅力」があると思って始めたわけではありません。「せっかく手間かけて作るんだし、動画シリーズにしよう。」その程度の考えではありました。
同時期に投稿を始められた方で再生数等が私よりも何倍も多い方の動画をみると、やはり「茶番」が上手だったり、茶番以外にも編集が上手だったり、テンポが良かったり、実況者自体が独特だったり、解説が上手だったりと様々な魅力がありますが、やはり「茶番」に関しては皆さんスキル高いです。
私は街を水没させる茶番(通称 市長の仕業)しか武器が無いな(笑)と思う次第です。
次に③の飽き性です。
これは本当に自分自身と向き合う必要があって、どれくらいのペースなら無理なく続けられそうか、というテーマになります。
今回の動画投稿は3日に1回のペースを目標に投稿しています。無論、これを必ず守ることは社畜の身では結構キツいですが、自分ルールとして、1日をプレイ時間に費やし、1日を編集時間に費やす、残り1日でどちらかをやる事にしています。
もし投稿間隔が1週間に1回だとすると、週末の貴重なプレイ時間を動画の編集に割くか、平日の不安定なプライベートタイムを編集に割くことになってしまい、飽き性が前面に出てしまいそうです。
ここで、凝った動画編集をすることについても天秤にかけないといけません。
視聴者を獲得する方法としては大いにアリですが、動画シリーズが途中で停止する(失踪する)ことは本望ではありません。やるからにはきちんと終わらせたいとも考えています。
つまり、(1)時間をかければよい作品ができること と、(2)自分の飽き性をなるべく出さない方法 と、(3)無理なく続けられる ということを勘案する必要があります。
特に(3)は、仮に視聴者が1人も獲得できないという寂しい結果に終わったとしてもやり遂げる前提で考えなければなりません。
その結果、3日に1回というマイルールのもと、投稿を始めることにしました。
そんなところで今のところ、私の弱みとはいい感じにお付き合いしながら、続けられているという状況ではあります。
さて、本日、ニコニコ動画ではフォロワーが300人を超え、正直、喜んでおります。
何もフォローされるような要素が無かった私ですが、この動画シリーズを見ていただける人が300人もベースに居るということだけで励みになっています。
Youtubeでも60人ほどの方にフォローいただけて感謝感謝です。
ここでそれぞれの動画サイトの特徴といいますか、アナライズ型の私として分ってきたことも書いていきます。
まず、ニコニコ動画ですが、とある実況者さんが「おじさんおばさんが多いところ」ということを仰っていましたが(たぶんニュースの記事か何かにもなっているのかな?)、これは事実でしょう。Youtubeに比べると年齢層は高めです。
また、伸びる動画を作るとした場合、Youtubeでは「投稿間隔の短さ」や「話題性」にウェイトがあるのに対し、ニコニコ動画は「コンテンツの品質」にウェイトがあります(どこかの記事の受け売りです)。
また、ボイスロイドを使用するとニコニコ動画では比較的伸びやすいという感触はあります(キャラクター自体のファンが居るため)。
さらに先の記事で紹介したボイスロイドと商用利用の関係もあり、ボイスロイド系の実況を見たい場合は、どうしてもニコニコ動画に供給(と需要)が集中しやすいのだろうとも推察します。
また、コアな層はニコニコ動画に多いです。実はこれは私自身非常に助かっており、MODの使い方の指摘などをしばしばいただけるので、いただいたコメントを見ているだけでゲームのスキルがどんどん上がっていきます。本当に感謝です。
一方、Youtubeは低年齢層が比較的多いです(というかそれぞれの年齢層自体は満遍なく居るのでしょうが、ニコニコと比較すると低年齢層は多いでしょう)。おそらくニコニコ動画に対する印象も世代で異なるのでしょうけど、ちょっと前までは会員登録が必要でしたし、積極的なプレミアム会員誘導は低年齢層にはちょっと危険な匂いに感じてしまい敬遠されるのでしょう(実際毎月500円取られたら小中学生はドキドキしちゃいますよね)。
更に、ヒカキンさんとかの動画を見てYoutubeに興味をもったのならば、ゆっくり実況やボイスロイドなんかはもう異質な存在でしかないのでしょう。
ましてや、淡々と六角形を描いていくだけなので、私が子供の頃なら飽きていただろうなとも思います(笑)
そんなこんだで、Youtubeでは伸び悩んでおりますorz
とは言うものの、Youtubeでの再生回数や時間は爆発的に伸びているわけではありませんが、堅調に伸びていたりするのです。最近はYoutubeの投稿時の注意点もある程度わかるようになってきて、サムネの工夫や終了時のカード挿入などにも以前よりか気を遣うようになりました。
ただ「Youtubeで伸び悩んでいる」ということについて、1つ言えることは、新たな動画シリーズに対してニコニコ動画は「広告」や「ランキング」の機能があり、ある程度の視聴者・視聴回数・広告ポイントを得ると、結果的に動画の紹介(つまり露出)が増えます。
Youtubeではどちらかというと「興味がある」かどうかで露出の率が変わってしまいますので、特定のゲームの動画ともなると、中々検索結果としてヒットしにくいというのも事実です。
つまり、ニコニコ動画がYoutubeと同じ検索方式(というか露出結果)をとったならば、おそらくYoutubeとニコニコ動画で伸び方はほぼ同じ結果になっていたのだろうと思います。
特にここ最近でいえば、ニコニコ動画のゲームランキングで100位内に入る機会が2回ほどあり、この頃から急激にフォロワーが増えはじめ、再生回数も一日1000再生を超えたりして、ニコニコ動画特有の仕組みが動画再生を後押ししてくれたとも言えます。
それまでは、先の理由のとおり、動画サイトの利用者の層や特性によって再生数に差が出たと推測しています。
Youtubeの場合、再生回数やチャンネル登録者数が増えると、必然的に検索結果の上位に出やすくなることは(Googleの検索エンジンとかを思うと)安易に予想できますから、どこかで急激に伸びる特異点のようなものがあると考えています。
なので、Youtubeに関しては伸び悩んでいるという解釈よりも、堅調に伸びているが特異点を迎えていないというほうが正しいのかもしれません。
さて、最後になりますが視聴者の皆様がこのブログにたどり着く可能性はまま低いと思いますが、唐突ですが積極的にこのブログ(とTwitter)を宣伝しているわけではない理由にもふれておきます。
まず、動画シリーズの投稿自体が初めてであったことに起因します。
例えばTwitterの宣伝もしていた場合を考えます。
現在、幸いにも、ニコニコ動画では1話につき平均60~80程度のコメントをいただける状況にあって、Twitterでもコメントが来た場合、私自身どのように対応すべきかを明確に決めていません。
視聴者は私にとってモチベーションを向上させてくれる大事なパートナーであるわけですが、パートナーとのコミュニケーションは①積極的に行うべき、②スルーのいずれかの選択肢を取らなければなりません。
仕事でお客さまを獲得しにいくような、もっと商売っ気のある動画投稿をするような場合であれば①で正解なのでしょうけども、あくまで動画の投稿はプライベートの範疇です。
先ほどの飽き性の弱みとも付き合っていかないといけないことを思うと、限られた時間でいただいたコメント全てに目を通すことはできても、丁寧に返事をしていくことは現実的ではないとも思えます。
しかも、初めての動画投稿で、どれだけの時間が必要かもわからない状況下にあって、Twitterやブログの宣伝は、会社でいえば「事業を始めること」に匹敵しかねない訳ですが、そのようなことを一度に手広くやるというのは、あまりにもリスクが高すぎます。
個人商店の私にとっては、コメント等を大量にいただけるようになった環境になってしまうと、②のスルー以外に逃げ道がないことになります。
動画がある程度ヒットする前提に立てば「全部に返事できなくてゴメンネ」という未来が最初から見えていることになります。
これではただの準備不足であると言わざるを得ませんし、コメントの返しで限界を迎えるような状況下にあっては、動画投稿作業はひっ迫した状態になっているはずであると容易に想像がつきます。
ただ、ここまではネガティヴな話でしたが、実際はブログやTwitterの宣伝をネガティヴに考えているわけではなく、安易に裾野を広げすぎないことと、本業となる動画投稿に集中して取り組むためにできる手段として「今は積極的に宣伝しない」という方針であるというだけです。
いずれ、落ち着いてきたら大々的に宣伝してもいいのかもしれません。
というわけで長々と書きましたが、最近の動画投稿に関する近況と私なりのまとめでした。
動画をご覧いただいてもしよければ、フォローまたはチャンネル登録をお願いいたします。