サーバの起動と終了

ライセンスキーのアップロード

 ライセンスキーは、NPLライセンスや有料ライセンスを登録した場合にアップロードします。(2014年5月19日現在、NPLライセンスの受付が停止されています。)
 アップロードディレクトリは”ts3″ディレクトリの中に配置します。
 私の場合は、FTPサーバをインストールしてFTPでアップロードしましたが、wget等でもかまいません。

 ライセンスキーのアップロードは、初回起動後でも認識されますので今無ければ後でもかまいません。

初回起動時にやること

 この次の項目で、サーバを起動しますが、初回起動時には以下のようなメッセージが出力されますので、テキストファイルか何かに必ずメモをしておいてください。非常に大事なものです。

------------------------------------------------------------------
I M P O R T A N T
------------------------------------------------------------------
Server Query Admin Account created
loginname= "[ここにID]", password= "[ここにパスワード]"
------------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------
I M P O R T A N T
------------------------------------------------------------------
ServerAdmin privilege key created, please use it to gain
serveradmin rights for your virtualserver. please
also check the doc/privilegekey_guide.txt for details.

token=[ここにながーいキー]
------------------------------------------------------------------

サーバの起動と停止(デフォルト)

サーバの起動

./ts3server_startscript.sh start
これひとつで起動します。
このときの音声通信用ポートは9987(デフォルト)となります。

サーバの停止

./ts3server_startscript.sh stop

サーバの起動と停止(オプション有り)

ポートを指定して起動

 ポートを指定したい場合は、以下のとおり起動します。
export LD_LIBRARY_PATH=".:$LD_LIBRARY_PATH"
./ts3server_linux_x86 default_voice_port=7777

ここで様々な引数を指定することで、設定を変えて起動することができます。
例えば、VoicePortとQueryPortを変更する場合は以下のように記述します。

export LD_LIBRARY_PATH=".:$LD_LIBRARY_PATH"
./ts3server_linux_x86 default_voice_port=7777 query_port=12345

ちなみにdefault_voice_portは初回起動時のみ有効ですので、一度デフォルトで起動してしまうと、変更できません。

そこで便利なオプションが
export LD_LIBRARY_PATH=".:$LD_LIBRARY_PATH"
./ts3server_linux_x86 default_voice_port=7777 query_port=12345 clear_database=1

こうすることで、TS3の設定情報を全てクリアして起動できます(要するに初期化して起動している)。
但し、チャンネルなどの設定情報も全て消えてしまうので、注意してください。

私の場合、ポート開放やらにいろいろ手間取りましたので、これには何度もお世話になりました。

さて、これで起動したところ、私の環境ではコンソールを終了(あるいはCtrl+C)するとTS3サーバも終了してしまいました。
なので、以下のように起動しました。
export LD_LIBRARY_PATH=".:$LD_LIBRARY_PATH"
./ts3server_linux_x86 default_voice_port=7777 query_port=12345 &

&をコマンドの最後につけてあげると、Linuxはバックグラウンドで処理してくれます

サーバの停止

ここでも困ります。
普通に終了させようとしても、ちゃんと終了できないことが発生しました。
たぶんバックグラウンドで走らせたのが原因かなぁ・・・
./ts3server_startscript.sh stop

ということで、以下のコマンドで正常終了させることができました。
kill `ps aux | grep [t]s3server | cut -c10-14`
ps+grepで、ts3server~~というプロセスを探す&プロセス番号を取得し、それをkillコマンドで終了させています。

ちなみに起動コマンドも終了コマンドもスクリプトとして保存しておくと便利です。

ご覧になった方へ

私の直感でやってしまったので「なぜこうなるのか」という点については、非常にあやふやです。
きっともっと詳しい方は矛盾していることに気づくと思うのですが・・・
良かったらご指摘ください^^;

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です